デイリーポータルZが好きでして、前から毎日読んでて(11時の更新はお昼ごはんのおともだ)会員みたいなのにもなってるんですが、この1年くらいで新しく入ってきたライターさん数人の記事がどうにも読めなくて自分でも不思議です。で、これ私が苦手なタイプの共通項は完全にわかってるのです。どちらかというと従来の個人発信者タイプじゃなくて、Instagramとかそっち系の「スタイリッシュに自分を見せる」タイプのやつ。DPZのライターさんってわりと自分の写ってる写真も出てくるんですが、あくまで記事の流れの中で「自分はこうしました」的記録としての写真か、もしくは「やっちゃいました〜」的自虐ネタっぽい写真かどっちかだった気がするのです。で、たぶんわれわれの世代ってこの「自分やっちゃいました」でウケを取ろうとする感覚って確実にある。けど新しいライターさんはやってることはDPZらしく変だったりもするんだけど、写真はまっすぐ前見てキメ顔であくまで「カッコいい私」が写ってて、正直言うとそれがきっぱり鼻につくんですな。でもこの「鼻につく」感覚からしてもう世代差で多分今の二十代くらいだとそっちが標準なんだろーなあと隔世の感を覚えてます。そーいえばまだ同人者がみんな「個人サイト」を作るのが当たり前だった時代、それまでみんながわりと使っていた「拙作が」とか「駄作ですがよろしければ」みたいな言い方を「そんなこと言われたら面白くなさそうで見る気がなくなる」という意見が出てきて驚いたことがあるんですが、その流れなんでしょうなあ……。子供の頃、日本語を習っている外国人に「つまらないものですが」ってお土産を渡そうとしたら「つまらないものならいりません」って言われた、っていうエピソードが国語の資料集だかなんだかに載ってた記憶があるんですが、まさにその感覚な気が。謙譲の美徳、みたいなものはなくなってく方向性なのかもしれんですなあ(とか言うのもなんだかすっごく年寄りおばさんくさいけど←とかこういう自虐ネタをどこかで入れたくなるのよねえ;)。
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